伝統を垣間見る
12月に入り、気忙しいですね。アレもコレも…と思うばかりでいっこうに進みません。
11月のことですがporcelina先生に声をかけていただき『九谷焼五彩の世界』
真生窯・宮本雅夫先生の元、豆皿の絵付け体験をしてきました。
骨描き(下絵)は宮本先生の手によるもの。
先生が実際に使われている絵の具を用いて彩色するという、大変貴重な体験をさせていただきました。
呉須絵の具は、焼成後の色とは違うので絵の具を間違えてしまいそうでしたー。
宮本先生に手ほどきを受けながらこんな感じに出来上がりました。
家に帰り写真を見て発見!一ヶ所、絵の具が入っていませんでした。どこかわかるかな?
富士山の豆皿は11月の8日の体験。
そしてもう一日。23日に来年の干支『ねずみ』の豆皿を体験。
一緒に富士山の豆皿の塗り忘れ箇所とやや薄かった部分に絵の具を入れました。
先日、二枚の豆皿を受け取って参りました。
宮本先生より『お正月に使ってくださいね』とのお言葉がありました。何をのせましょう?
明るく優しく、たくさんのお話しをしてくださいました。
どんな事にも手を抜かず、丁寧に取り組まれる姿勢に私も見習わなくてはと気持ちを改めました。手間を惜しまず、気持ちの込もった作品が出来上がるのですね。
拙い私の文章では皆様に伝わらないかもしれません。
守っていきたい日本の伝統。大切にしたいです。
宮本先生の手で骨描きされた豆皿。貴重な体験。我が家の家宝になりました。
ありがとうございました。